数学の定期試験で高得点をとる勉強法「宿題を〇〇する」だけ

西宮北口の数学専門塾インテグラルです。
 ホームページhttps://suugakuintegral.main.jp/

本日のテーマは、学校の数学の定期試験で高得点をとるコツです。
主に中学生と高1・高2の生徒さんが対象です。

私の結論ですが、
「学校の宿題を3回解き直しをする」
だけです。

保護者の方から面談などで「宿題はまじめにやるのですが、定期試験になると点数がとれません」という声をよく聞きます。
あとは生徒さんから直接聞く声としては「この問題いっしょにやった記憶はあるのですが、定期試験では解けませんでした」というもの。
これらは宿題を1回しか解いていないため、「定着していない」または「定期試験のときには解き方を忘れてしまっている」ことが原因です。

塾に入学する前はよくやっている生徒さんでもせいぜい2回で、3回目まで解き直しをしている生徒さんはほとんどいません。
そこで私は入学前の面談で、「宿題を3回やってください」と指導します。
英単語だって1回書いて音読したくらいでは覚えませんよね。
英単語だったら最低10回かと思いますが、数学で同じ問題を10回解けとは言いません。
数学の場合は3回でいいです。

「宿題を3周もやれば高得点がとれることはわかるが、そんな時間がありません」と言われそうですので、どのように3周やるかをお伝えしていきます。
宿題を全問3周も解く時間は確かにないと思いますので、解き直し(復習)をすべき問題を減らしていくことが重要です。

まず1回目ですが、これは学校の宿題の提出のときです。
このときのポイントは、以下の2つです。

(1) 〇、△、×をつけておくこと
(2) やった日付を書いておくこと

これらはノートに書いてもよいですが、できれば問題集に直接書き込んでおきましょう。
以下の画像は、塾生の問題集のコピーです。
こんなイメージで問題集に書き込んでいってください。

ノートに書いてあると、2回目や3回目をやるときにノートを探すという手間が増えるので、問題集に直接書き込むことがおすすめです。

塾長
塾長K

(1) 〇、△、×をつけておくことについて

〇はできた問題で、復習をする必要はありません(テストでも普通は解けます)。
△は計算ミス、解答を見て理解した問題、できたけど不安な問題などで2回目の解き直しの対象となります。
×は解答を見ても理解できない問題で、塾か学校の先生に質問してください。
こうやって2回目以降に解くべき問題を減らしておきます。

 

話題がそれますが、宿題をやっても〇つけをしてこない、解きっぱなしの生徒さんが時々いますが、これは「問題外」。
〇つけをしないで間違えた問題も放置で、定着するわけがありません。
こういう生徒さんは宿題を終えることだけが目的になっていて、解けるようになるという本質がわかっていません。

こういう生徒さんには、〇つけと解き直しまでして宿題は終了であるというところから指導します。
私の場合は解いた問題が合っているかどうか気になるので、すぐに答え合わせしたくなりますが・・・

塾長
塾長K

(2) やった日付を書いておくことについて

これは解き直しをするうえで非常に重要です。

2回目以降を解く際には、タイミングも重要になります。
間違えた問題でも、翌日に解き直しをすると答えまで鮮明に覚えてしまっている場合があり、あまり意味がありません。
1~2週間たって、ほどよく忘れかけたころに2回目を解くのがベストです。

テスト勉強をする際にも、過去にやった日付が書いてあると、「この問題を最後にやったのは1カ月前か、もう一度やっておいた方がよさそうだな」となります。

以上で1回目の作業は完了です。
〇の問題は2回目解かなくてもよいので、2回目に解く問題は減ります。
日付を書いておくことで、2回目の解き直しのタイミングもわかります。
次に2回目ですが、基本的な作業は1回目と同じです。
〇、△、×と日付を書いておくこと。

2回目に解く時期ですが、多くの学校では試験1週間前から部活がなくなり、試験勉強モードに入ります。
しかし、1週間前から2回目の解き直しでは遅いです。
これでは3回目を解く時間が確保できません。

まだ部活動もあり、周囲の友達が試験勉強を始める前の「遅くとも試験2週間前」から2回目を解き始めます。

この時に〇がついた問題は、3回目をやる必要はありません。
2回目で△と×の問題だけを選んで、試験1週間前または試験期間中に3回目をやるんです。
こうやって、やるべき問題を減らしていって、宿題を3回解き直して試験に挑みましょう。

数学の試験勉強の失敗例として「試験範囲を最初からやり直そうとしたが、時間が足りず最後までできなかった」ということがあります。
数学はどの単元も、最初は簡単な計算問題から始まる場合がほとんどです。
その簡単な計算問題(1回目で〇の問題)は2回も3回も解き直しをする必要はありません。
単元の後半にある応用問題、「1回目で△や×がついた問題を試験1週間前にとくこと」これこそが失敗しない試験勉強です。

このように正しく試験勉強をすると普通は定期試験レベルでは8~9割以上はとれるようになります。
学校の先生が満点阻止のために、入試問題など難問を最後に入れてくる場合がありますが、宿題を3回やってそれでも解けない問題が出てきたら、潔くあきらめましょう。
それらの問題は、周りの生徒も解けないはずですから。

最後に、試験勉強に使う問題集ですが、基本的には
「1冊決め打ち」
です。
3冊の問題集を1回ずつやるよりも、1冊の問題集を3回やった方が効果的です。
そして決め打ちする1冊ですが、宿題にもなる学校採用の問題集が一番効率がいいです。
どうしても類題演習をしたい場合は、青チャートなどで類題を探して、その問題だけやりましょう。
私の授業では、類題をやりたいという生徒さんには、数値替えをした問題をプリントで解いてもらっています。

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コメント

  1. 1-102popra より:

    Unknown
    こんにちは。

    私のブログを読んで頂いてありがとうございました😃

    夏休みの塾は、お忙しいでしょうね。

    つい国公立合格者2021のリンクを開けましたら「一橋大学」の文字が💕

    子供が卒業しました、既に社会人ですが😁

    国立はそれ以来お気に入りの街となり、時々お散歩に行きますので、そちらの合格者さんともすれ違ったかもしれないなあとちょっと楽しくなりました☺️

    数学の勉強にはもう縁がないですけれども、時々覗かせて頂きますね🎵

  2. suugaku-integral より:

    Unknown
    @1-102popra コメントありがとうございます。
    どこでどんなご縁があるかわかりませんね!

    一橋大学に進学した生徒さん、
    「キャンパスライフは、必ず東京で」
    と言ってました。
    東京でのキャンパスライフ、楽しんでいると思います。
    東京でお会いしているかも・・・楽しくなりますね。

    今後もブログ拝見させていただきます。

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