数学は暗記か思考力を鍛える学問か(前編)

西宮北口の数学専門塾インテグラルです。
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数学の成績の上げ方について。
数学が嫌い、苦手、何を求めればよいのかもわからない・・・心当たりがある方もいるでしょう。
数学の成績の上げ方(勉強方法)について、問題を暗記してしまえばよいのか、
それとも数学的思考力(数学的センス)がないとダメなのかについて、
前編と後編2回にわけてお伝えします。

以前、「数学は暗記だ!」という勉強方法の本が出版され、賛否両論物議を醸したことがありました。

数学は暗記だ!(和田秀樹、ブックマン社)

2000年が初版で、改定を重ね今でも書店の受験対策コーナー必ず置いてあることから、あながち内容も間違ってはいないと思われます。

この本でいう暗記とは、社会のように問題と答えを丸暗記することではありません。

この本の否定派はタイトルだけを見て、社会や英単語のように暗記するだけで数学力がつくはずがないという主張でしょう。
それはもっともな意見です。

本書に出てくる数学の暗記とは、「このタイプの問題を見たらこの解き方」と解き方を覚えることです。
青チャートのあるページの例題を開いて、「この問題ならこんなグラフを書いてこの公式を使えば解ける」ということを覚えろということです。
この状態になるためには、同じ問題を3周程度解いておく必要があります。
そして問題を見て解き方が頭にふっと浮かべば暗記は終了、その先の計算もしなくてよい場合がほとんどです。

本の中ではその方法と大学受験勉強への応用の仕方を、青チャートを使って丁寧に説明してくれています。
青チャートを例に挙げていますが自分のレベルに合わせて黄チャートや白チャートでも構いません。
中学生なら体系問題集やワーク、高校生ならニューアクション、フォーカスゴールド、大学への数学などでも同じ使い方が出来ます。
自分に合う参考書を決めて、それを何回も解きなおす事が重要です。

問題とその解き方を覚える、これが数学の暗記です。
数学で常に満点近くをとる生徒は、試験のときに問題を見て考え込んだりしないのです。
問題を見たらすぐに解き方が頭に思い浮かび、後はその解き方通りに計算するだけという状態なのです。

ここまで徹底して問題集をやりこんで、数学を暗記する(解き方を覚える)のです。
決して問題を見て、模範解答を丸写ししてそれを覚えるということではありません。

普段の定期試験やセンター試験では出題範囲が決まっており、複数の範囲にわたる融合問題が出題されることはほとんどありません。
ですから青チャートをしっかり演習し、解き方を覚えてしまえば高得点が狙えます。
難関大の筆記試験では融合問題も出題されますが、その場合の対処方法も本の中で紹介されています。

少々長くなりましたので、続きは後編で記入します。
数学は暗記か思考力を鍛える学問か(後編)

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