映像授業の質問対応をしてくれない「失敗しない塾選び」その4

西宮北口の数学専門塾インテグラルです。
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今回は、最近流行の映像授業に焦点をあて
「こんな塾・予備校だけは選んではいけない」
シリーズその4をお伝えします。

【例4】映像授業だけで、質問対応をしてくれない

映像授業は、使い方次第では絶大な効果を発揮してくれます。
わからないところだけピンポイントで、部活などで忙しくても自分の好きな時間に、何度も繰り返し視聴できる・・・
などその便利さで需要が拡大しているようです。

視点を変えて、塾・予備校側からの内部事情をお伝えします。
映像系大手の衛星予備校は、当初は映像授業を個人に売ろうとして失敗したようです。
個人に売ろうとしたら物凄い金額になってしまうから、当然の結果といえるでしょう。
そこでその映像授業を塾に卸したら、導入を希望する塾が殺到し急成長したとのこと。

ではなぜ塾に映像授業を卸したら、大成功したのか?
そ・れ・は・・・

中小の塾や田舎の塾では、高校生の指導ができる講師がいないから。

特に理系科目の講師の不足は深刻で、数学Ⅲまで指導可能な講師は相当な好条件で求人を出しても、応募すらほとんどないというのが実情です。
ちなみに英語講師の応募はいくらでも来るようです。

高校数学を指導できる講師がいないため、高校進学と同時に大手の予備校に行ってしまう。
生徒としてもなじみのある先生に引き続き教えてもらいたいし、講師としても大学受験まで指導したい。
そこで高校生用の授業では、映像授業を導入するというわけです。

ここまでは需要と供給がマッチして万々歳という感じですが、以下のような塾には注意してください。

例4のように
●映像授業を見せるだけで質問対応をしてくれない塾
●そもそも高校生を教えられる学力のある講師がいない塾。

上記の通り、高校生を指導できずに映像授業を見てもらうわけですから、高度な質問を持ってこられても答えられない場合があります。

高校数学の質問を持っていっても、答えられる講師がいない塾は避けたほうが無難です。

授業は何回でも見ることができるから、わかるまでみるように・・・なんて言われたら最悪の対応です。
映像授業でわからないところは、何回聞いても、スロー再生して聞いてもわからないものはわかりません。

疑問点は、誰かに質問して解決するのがベストなやり方です。

大手の衛星予備校では、質問対応用のチューター(有名大学の学生講師)がいて、授業を見てもわからないところは質問に答えてくれます。
チューターでも答えられないレベルの質問は、本部にFAXをすれば答えてくれます。
FAXの返信に時間がかかるのが難点ですが、ここまで対応してくれれば良いほうでしょう。

質問対応以外でも、映像授業には次のような難点もあります。

しっかり管理をしてくれる者(だいたいは教室長)がいないと、映像を見ながら寝てしまうのです。

最初のうちは緊張感もありまじめに見ていたが、慣れてくると映像を流しながら寝てるだけになりがちです。
映画やテレビでも見ながら寝てしまうことがありますよね。
ましてや勉強の動画となると眠さも倍増です。
生徒に勉強の動画を見て寝るなというのが無理な話で、しっかり管理してくれる教室長がいれば問題ありません。
そういった管理体制も整えず、映像授業だけを導入している塾はやはり避けたほうが無難です。

冒頭でも記載したとおり、映像授業は使い方次第では絶大な効果を発揮します。
例えば、ほとんど質問がない暗記系科目(日本史・世界史・生物など)の一流講師の授業をみること。
最近ではスマホで見ることができる格安のサプリもあり、一流講師の授業が数千円で見放題です。
このサプリは塾・予備校関係者で、自分の授業の予習に使っている講師もいます。
講師が参考にするぐらいのレベルの高い動画も存在するのです。

以上をまとめると、映像授業は次の2つのシステムが整っている塾・予備校なら問題ないといえます。
①質問対応に答えてくれること、高度な質問にも答えられる講師がいること
②動画を見ながら寝ていないかどうかを管理してくれる者(大体は教室長)がいること

今後も不定期になると思いますが、塾・予備校選びの注意点をシリーズ化したいと考えています。

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