授業料を一括で納めなければいけない「失敗しない塾選び」その3

西宮北口の数学専門塾インテグラルです。
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前回に引き続き、今回もお金(塾の月謝)の面から、
「こんな塾・予備校だけは選んではいけない」
シリーズその3をお伝えします。


【例3】授業料を半年分一括で納めなければいけない

こういった強気の料金回収方法は、大手でブランド力のある塾・予備校や、映像授業を導入している塾で見られるようです。
1講座で映像授業が10回あるとして、それを一括で買うイメージでしょうか。

前回の例2の「授業料を調べてもわからない」とは違い料金は、比較的明瞭な場合が多いです。
面談・体験授業を終えていざ入学手続きというときに、向こう半年分(場合によっては年度末まで)を一括で納めなければならないと言われます。

ひどいところでは、卒業までの授業料をローンで支払いの場合もあるようです。
これも生徒・保護者の納得があれば、手続き上は何の問題もありません。
また、映像授業の場合は支払ってしまえば授業は見放題で、お得なような気がします。
映像授業の良し悪しは、また別の機会にお伝えしようと思います。

●ここで質問です。
授業料一括納入の塾・予備校で、次のような事態になった場合にどうなると思いますか?

・入学して2~3ヶ月しても一向に成績が上がらない
・どうも塾が自分に合わない気がしてきた
・最初は熱心に映像授業を見ていたが、最近は塾で寝てるだけ(映像授業ではよくある事です)
・上記のような理由から、塾を変えたい・・・

ご想像の通りです。
授業料を納めてしまっている、またはローンで支払い中なので簡単にやめられない
んです。
退塾したくても、返金されることはほとんどなく、以下のどれかになる場合が多いようです。
(1)半年(場合によっては年度末まで)は塾に行き、次の支払いのときに塾をやめる
(2)授業料が返ってこないのは了承の上で、残りの授業には出ずに他塾に行く
(3)ローンを払いながら別の塾に行く

(1)のように次の支払いを待って塾をやめる場合、損はしていないと思いますが、
相性が合わないと思っている塾で、残りの期間の授業を受けるのは時間の無駄です。
塾は授業を提供するだけではダメで、生徒のモチベーションを上げてあげないといけません。
一度でも相性が合わないと思い始めると、塾に行って勉強するモチベーションが一気に下がります。

私は以前の塾で、以下のような生徒を何人か見てきました。
私のいた塾をやめてブランド力のある他塾に行ったが、どうしても相性が合わなかった。
料金は先払いしてしまっているので、すぐには退塾できない。
仕方がないから、次の支払いのとき(大体は学年が変わるとき)に元いた塾に戻ってくる。
その生徒は半年から1年という貴重な時間と、その間の授業料を無駄にしてしまったと後悔しています。
元塾生が戻ってくるのは嬉しかったですが、他塾に移る前に止められたら良かったのに…そのたびに反省したものです。

(2)残りの授業には出ずに他塾に行く
(3)ローンを払いながら別の塾に行く

これらは間違った選択肢ではありません。
まずは退学までの手続きを確認し、授業料は返金されるのかどうか確認しましょう。
返金される場合は、さっさとやめて自分に合う塾を探しましょう。

問題は返金されない場合です。
入試までに残された時間や家庭の経済事情により、対応は変わってくるでしょう。
授業料はもったいないですが、上記の通り相性が合わない塾を続けても無駄です。

特に受験生で時間がない場合は、早く自分にあった塾を探しなおしたほうが賢明です。
受験まで比較的時間がある中1・高1生であれば、年度替わりまで時間をかけて新たな塾探しをするのも良いでしょう。

シリーズ2、3ではお金(塾の月謝)の面から塾探し注意点をお伝えしてきました。
今後は別のテーマで、塾探しのアドバイスをお伝えしていきます。

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